リクガメの飼い方
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リクガメを迎える準備をしよう

リクガメ飼育に必要なアイテムのあれこれ。連れて帰る前にこれだけは準備しておこう

リクガメの環境を整える

リクガメは日本の環境下では比較的飼いやすいリクガメですが、そうは言ってもきちんとした設備を揃える必要があります。リクガメを迎える「前」に、必ず必要なものは揃えておいて下さい。

まず、飼育ケージ、水入れ、エサ入れ。温度計、湿度計、紫外線ライト、保温用ライト、ホットスポット用ライト。ライト用のグリップスタンド、サーモスタット、フィルムヒーター、床材などです。

温度管理、床材、飼育ケージ

まず大切なのは、なんといっても温度管理。リクガメが活発に行動できるのは20℃~25℃前後なので、各種ライトやヒーターを使ってこの温度を保ちますが、サーモスタットにつないでおけば設定した温度を自動的に保ってくれます。

床材はケージ内の湿度を保つのに必要です。ヤシガラ、ウッドチップ、赤玉土などそれぞれ特徴がありますが、天然素材のものだと口に入っても安心かもしれませんね。

飼育ケージには、ガラス、アクリル、プラスチックなどがありますが、爬虫類用のケージなら最適です。リクガメの大きさに合わせて用意して下さい。あと、リクガメが安心できるようにシェルターも用意しましょう。

実際に設置し、通電の確認

飼うリクガメを決め、飼育用のグッズを揃えたら、実際に置く場所に設置してみます。ケージに床材を敷き詰め、シェルター、エサ入れ、水入れ、温度計、湿度計、サーモスタット、各種ライトも設置。暖房を試運転し、ライト類はきちんと点くか確認します。

特にホットスポット用ライトは一か所を温める集光型ライトなので、温度が高過ぎるとカメがやけどする危険があります。ホットスポットに1つ温度計を設置して適温かどうか調べておきましょう。

環境の変化を出来るだけ少なくするため、購入予定のお店の設定温度やライトの点灯時間をあらかじめ聞いて合わせておくといいですね。ケージ全体とホットスポットの温度変化を確認、調整し、そのまま2,3日様子を見ておくと万全です。

リクガメのお迎え当日

リクガメを運ぶための箱を用意します。輸送途中に排泄物が出ることが多いので、丈夫な箱に新聞紙やペットシーツを敷き詰めておきます。また気温が低い時期は保温バッグなどを用意しておきましょう。

リクガメは振動を怖がるので、車で運ぶ時は箱を固定してできるだけ振動を与えないように。リクガメを購入したら寄り道はせず出来るだけ素早く、そっと家に連れて帰りましょう