日本にはいないから
日本とはまったく違う環境の中で生きてきたリクガメ。ですからリクガメを日本で健康に飼育していくには、ケージの中をできるだけ本来いた環境に近づけてあげなければなりません。そのために一番大切なのが温度管理です。
リクガメは日本の気候でも比較的飼いやすいカメですが、それでも温度管理はリクガメの体調に直結しています。特に低過ぎる場合は命に関わります。
温度管理はリクガメの生死を左右します。適切な管理方法を最低限知っておきましょう!
日本とはまったく違う環境の中で生きてきたリクガメ。ですからリクガメを日本で健康に飼育していくには、ケージの中をできるだけ本来いた環境に近づけてあげなければなりません。そのために一番大切なのが温度管理です。
リクガメは日本の気候でも比較的飼いやすいカメですが、それでも温度管理はリクガメの体調に直結しています。特に低過ぎる場合は命に関わります。
昼間と夜間の温度差が大き過ぎても体調に影響が出ます。リクガメによって、朝晩、夏と冬の設定はそれぞれ違うもの。種類によってもそれぞれ違いがあるのでよく観察しながら適温を保ちます。
またリクガメがある程度ケージ内を行き来して自分で暑さを調節できるように、ケージの中に温度差を作ってやる必要があります。
そのために、ライトは全体を温める散光型の保温用ライトと、部分的に温めるホットスポット用ライトを用意し、温度計も、ケージ全体を測るものと、一番温度の高いホットスポットの下に置くものが必要になってくるのです。
サーモスタットは保温用ライトなどにつないで使い、設定した温度を自動的に保ってくれるもの。飼い主が就寝中や留守中であっても温度を一定に保てます。
人間の手だけでパーフェクトな温度管理を24時間続けることはかなり難しいので、ライトにはサーモスタットを取りつけておくのがいいですね。