リクガメの飼い方
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リクガメ喜ぶ主食とは

小松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ…栄養バランスが良く新鮮な野菜を中心に。

栄養バランスのいい小松菜

小松菜は、カルシウム、ミネラル、鉄分など栄養が豊富でバランスがいいのでリクガメの食事には欠かせない野菜です。比較的1年中手に入りやすいので、毎回取り入れましょう。茎もけっこう水分を含んでいるのでそのまま与えます。

ビタミンAが豊富なチンゲン菜

ビタミンAが豊富に含まれています。葉の付け根の白い部分は水分が豊富なので、水分補給が必要な時は多めにやるといいかもしれません。

冬期になると葉や茎の厚みが増すので、リクガメが食べているとバリバリ音がします。歯ごたえと音で食欲もアップするかも?クチバシが伸びるのも防げます。

カルシウム豊かなモロヘイヤ

カルシウムやビタミンが豊富でとても栄養豊かなモロヘイヤ。リクガメにもそれが分かるのか、それともネバネバ好きなのか、モロヘイヤが好きなリクガメはけっこう多いみたいです。

春先にプランターなどにモロヘイヤの種をまいておくと夏には収穫できます。収穫する時は、葉だけを摘み取るようにすれば長く収穫できます。ただ、モロヘイヤの種子には毒性があると言われているので要注意です。

カブや大根の葉

カブの葉はカルシウムが非常に豊富。葉がみずみずしい青々としたものを選んで下さい。葉が柔らかく日持ちしないので新鮮なうちに与えましょう。大根の葉はビタミンCや食物繊維が豊富です。カルシウムとリンのバランスも良いのでどんどん与えましょう。

葉大根はリクガメ飼育にはとても便利な品種で、残りがちな実部分よりも葉が主役です、大根の葉特有のチクチク感もなくプランターで簡単に育てられるので、エサ用としてはぴったりかもしれません。

水菜も主食向き

カルシウムや食物繊維が豊富な水菜も主食向きです。水菜の葉は細長いので食べやすいように切ったほうがいいです。鮮度が落ちるとすぐしなびてしまうので、新鮮なうちに与えるといいでしょう。

間引いた野菜も

飼育できるスペースがあるなら、飼育途中の小松菜や大根などを間引いたものを食べさせても構いません。間引いたものでもカルシウムが豊富なのでどんどん食べさせましょう。

もし近くの畑などで間引かれた野菜やくず野菜を貰える機会があるならぜひ活用したいですが、農薬や鮮度などにも注意が必要です。貰えるからといって素性の知らないものや、何も調べずに与えるのは控えましょう。