リクガメの飼い方
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やや乾燥した環境を好むリクガメ

日本の気候に近いので比較的飼いやすいから初心者にはおすすめ、ジメジメしないよう気をつけよう。

日本の気候に近いリクガメ

湿度 50~60%を好むリクガメをここでは「やや乾燥」を好むリクガメとしています。日本の気候に近く飼いやすいとされていますが、乾燥を好むタイプや高湿度を好むタイプと比べて「飼いやすい」というだけで、湿度管理を全く放棄していいわけではありませんのでご注意を。

比較的飼いやすいリクガメ

「やや乾燥」を好む種類のリクガメは日本の気候に近く初心者でも飼いやすいタイプです。ただそれでも湿度は日本よりはやや乾燥気味に、およそ40~60%に保ちます。

ホットスポットは35℃に、梅雨明けから秋口まではそれほど湿度を気にする必要はないかもしれませんが、やはり冬季は乾燥するので、ケージ内に霧を噴いたり床材を湿らすなどして乾燥のし過ぎを防ぎます。

また、リクガメは運動量も多いので、紫外線ライトだけでなく外での日光浴もさせて下さい。そのさい水分補給や日陰の用意も忘れずに。

床材はやしがらで

リクガメの床材を湿度管理の側面だけで決めるなら、一度乾いてもまた湿らせて使えるやしがらが良いでしょう。やしがらは水を含ませるとほどよい湿気になるので使いやすく、汚れにくく消臭効果もあります。

それでも尿などで汚れた部分はこまめに取り換えることが必要です。また、月に一度は全部取り換えましょう。

蒸れ過ぎないように空気の流れを

ケージが狭すぎたり深すぎたりすると通気性が悪くなるので、ある程度広くてあまり深くないケージが必要です。ケージ内が高温多湿になりそうな時は、ファンなどを利用して空気の流れを作るといいですね。

夏は、飼育している部屋自体が高温多湿となりがちなので、扇風機などで外側から空気の流れを作ります。またケージや床材に霧を吹いたり水入れを置くことで乾燥のし過ぎも防ぎます。リクガメ自体が乾燥気味のときは温浴させるといいかもしれません。