リクガメの飼い方
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リクガメに与えられる野草

自然に生えている野草はリクガメに必要な栄養たっぷり。除草剤や犬のフンなどに注意して。

野草は栄養の宝庫

野草はビタミンやミネラルが豊富なので、取り入れたい食材です。お金もかかりませんし(笑)。オオバコ、クローバー、タンポポ…春から夏にかけてたくさんの野草が生えてきます。リクガメの日光浴を兼ねて散歩しながら(人間もカメも)野草を採取するのもいいかもしれません。

ただ野草ですから、食べさせる前によく確認することが必要です。除草剤がまかれた地域でないか、犬のフンなどで汚れていないか、食べさせてはいけない種類ではないか、などなど。持って帰った野草はよく洗ってから与えましょう。根こそぎ引き抜いてきてプランターに植えておくと安全かつ簡単に野草が手に入ります。はためにはただ雑草が生えているとしか見えませんが。

漢方でも有名なオオバコ

カルシウムが多いので、リクガメには一番おすすめの野草かも。穂が出て薄紫や白い花が咲き、春になると日本中で見られます。丈が低いので汚れたり踏まれたりしていることも多く、なるべくきれいなものを探しよく洗って食べさせましょう。

タンポポは食べていい?

外来種である西洋タンポポ。苦味があるのですが、タンポポ好きなリクガメは多いようです。黄色い花も食べることが出来ます。どこにでも生えていますが、そのぶん採取場所には気をつけて。除草剤が散布されそうな場所、犬の散歩コース沿いはやめたほうが良さそうです。

牧草地でも活躍、クローバー

家畜のエサとして牧草地などで栽培されていますがリクガメも大好き。春からあちこちで見られるマメ科の植物で、花の色も白、黄色、ピンク、紅色とさまざま。種も売られています。手軽にプランターで栽培できます。

春の七草、ナズナ・ツユクサ

春の七草の1つナズナ。ペンペン草とも呼ばれる、白い花と実がつく野草です。田畑でも荒れ地でもいたるところに生えています。よく水洗いして。

名前の通り梅雨の時期あたりから青紫色の花をつけるツユクサ。厚みのある葉のシャキシャキ感がリクガメに好まれるようです。