リクガメの飼い方
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リクガメの怪我と病気

まずは予防が肝心です。リクガメを病気にさせないための温度と湿度の管理方法、さらにエサで気をつける点を知っておきましょう。またリクガメを診察してくれる動物病院の探し方もご紹介します。

さらにリクガメの部位ごとの病気について。飼い主がしっかりした知識や自覚を持っていれば防げる病気もたくさんあります。正しい知識を身につけ、健康な生活を送らせてあげましょう。

リクガメの健康は日々の予防から

もともとリクガメは、1年中気温の高い地域に棲んでいる動物です。日本とはまったく違う環境から連れて来られたわけですから、何をおいてもまず温度管理!リクガメは少しでも低温にさらされるとあっという間に体調を崩します。

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動物病院との上手な付き合い方

残念ながら犬や猫に比べ、リクガメを診察してくれる動物病院はまだまだ少ないのが現状です。ですから、リクガメを飼う前に、自宅のなるべく近くでリクガメを診てくれる病院を前もって探しておきましょう。

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結膜炎など「目」に関する病気

涙が出ている、腫れている、目が赤い、目が開かないなどの症状が1つでも出ていれば、まず疑われるのが結膜炎です。原因としてはビタミンAの不足が考えられます。また、床材による刺激やアレルギーの可能性も。

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「口」周りで発症する病気

口の中が白いまだらになったり、唾液が糸を引いていたり、チーズ状の膿が出たりすると、口内炎の可能性があります。ストレスや栄養不足などが引き金になり、細菌やウイルス感染で起こることが多いようです。

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呼吸器と耳に関する病気

鼻水を垂らしていたり鼻ちょうちんが出来たりしていると、鼻炎が疑われます。考えられる原因は、温度や湿度の調整が出来ていないこと、不衛生な環境により細菌やカビが発生したことなどです。床材の刺激でアレルギー状態になっている場合もあります。

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消化器官に関する病気

1週間以上、排泄がない場合は便秘であるといえます。便秘になると、食欲が低下し、嘔吐することがあります。幼体や成長期は、比較的便秘になりにくく毎日の温浴で排泄したりするのですが、成体になると(特に大型のリクガメは)、腸が長くなるせいか元気

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皮膚と甲羅の病気や感染症

免疫力低下により細菌や真菌(カビ)に感染し、皮膚に出血や変色が見られると皮膚の感染症を疑ってください。たいてい、温度や湿度の管理不十分、不衛生な環境が原因です。ひどくなると、甲羅がはがれたり穴が開いたり腫瘍になったりします。

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膀胱など泌尿器に関する病気

尿路結石は膀胱内で結石が作られることで様々な症状が出ます。石が小さい時は症状が出ませんが、大きくなってくると食欲がなくなり、、極度の便秘になり、元気もなくなって、そのままにしておくと死んでしまうこともあります。また尿の臭いがきつくなることもあります。

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卵や生殖器に関する病気

リクガメのメスは、早ければ3年ほどで産卵します。メス単独でも無性卵を産みます。もし産卵前に生活環境が変わったり、飼い主が構い過ぎてカメが落ち着いて産卵できない場合、またはカルシウム不足や栄養不良で卵が変形したり大き過ぎたりすることを「卵詰まり」といいます。

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怪我や事故、火傷などの外傷

落下事故ケージやベランダなどからの落下事故にはくれぐれも注意しましょう。前足が地面に着かないと段差を移動しない慎重派のリクガメもいますが油断は禁物。固い甲羅でも高いところから落ちれば割れてしまいます。

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ビタミン欠乏・栄養疾患

キャベツ、レタス、キュウリ、果物…といったものばかり与えているとビタミンA欠乏症になります。ビタミンAは皮膚や粘膜に作用するので、不足するとリクガメの目が腫れて開かなくなったりします。重症化することもあります。

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誤飲や脱水などの飼育トラブル

野生のリクガメは歩き回ることで自然に爪が削れていきますが、飼育下では柔らかいところを歩くことが多く爪が伸び過ぎてしまいます。そのままにしておくと巻き爪になって足に食い込んでしまうこともあるので、適度にカットしてやる必要があります。

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