甲羅に必要なカルシウム
野生のリクガメは太陽の光をたっぷり浴びてカルシウムを作り、しっかりした甲羅を持っています。それに対して日本で飼育されているリクガメはどうしても甲羅が軟らかくなりがちです。そんな不足しがちなカルシウムは、カルシウム剤を週に2~3度エサに混ぜて補います。
成長期のリクガメなら食事のたびにやってもかまいませんが、カルシウム剤の中にはビタミンDやリンが入っている場合があるので過剰摂取に気をつけましょう。
栄養補助剤はカルシウムやビタミン不足に役立ちます。でも基本はやはり食事と日光浴。
野生のリクガメは太陽の光をたっぷり浴びてカルシウムを作り、しっかりした甲羅を持っています。それに対して日本で飼育されているリクガメはどうしても甲羅が軟らかくなりがちです。そんな不足しがちなカルシウムは、カルシウム剤を週に2~3度エサに混ぜて補います。
成長期のリクガメなら食事のたびにやってもかまいませんが、カルシウム剤の中にはビタミンDやリンが入っている場合があるので過剰摂取に気をつけましょう。
市販のカルシウム剤を使う代わりに、少々手間はかかりますが卵の殻や魚の骨、巻貝などカルシウムを多く含む素材を使って手作りするのもいいかもしれません。
与え方としては塩分などが残らないようよく水洗いして天日干してからフードミルやすり鉢で粉状にして、エサに少量ふりかけます。
いろいろな野菜や野草をしっかり食べていれば、ビタミン剤をとくに与える必要はありません。目が腫れるなど、明らかにビタミンが足りないときに与えれば十分です。週に1~2回、少量をエサに振りかけます。
ビタミンAやDなどをずっと与え続けているとかえって過剰摂取になる恐れがあります。ビタミン剤を飲ませなくても、暖かい時期に直射日光を甲羅にしっかり当てればビタミンDは作れます。日光浴のできない時は、紫外線ライトを浴びせます。ビタミンはできるだけ日光浴とバランスの良い食事で補いましょう。