リクガメの飼い方
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皮膚と甲羅の病気や感染症

温度や湿度管理の悪さ、不衛生な環境はリクガメの病気のもと。いつでも清潔に!

皮膚の感染症

免疫力低下により細菌や真菌(カビ)に感染し、皮膚に出血や変色が見られる状態です。たいてい、温度や湿度の管理不十分、不衛生な環境が原因です。ひどくなると、甲羅がはがれたり穴が開いたり腫瘍になったりします。また薬品などに触れて接触性皮膚炎になることもありますが、その場合はあまり患部は広がりません。病院で消毒し抗生物質などで治療します。

皮膚炎は、環境を整え清潔を心がけることでほとんど防ぐことが出来ます。もし飼っているリクガメが皮膚炎にかかったら、まずは飼育環境を見直しましょう。くれぐれも通気を良くし湿度の上がり過ぎに注意して下さい。

皮膚に見られる腫瘍

外傷などから皮膚に細菌や真菌(カビ)が入り込むと、腫瘍になってしまうことがあります。これも温度や湿度の管理の悪さ、衛生状態の悪さなど、不適切な環境が原因で免疫力が低下している、という場合が多いです。

皮膚炎は、環境を整え清潔を心がけることでほとんど防ぐことが出来ます。もし飼っているリクガメが皮膚炎にかかったら、飼育環境を見直しましょう。くれぐれも通気を良くし湿度の上がり過ぎに注意して下さい

甲羅の感染症

甲羅がカビや細菌に感染した状態です。初期は甲羅に赤紫の斑点が出ます。症状がすすむと斑点が大きくなり、甲羅のつなぎ目などに血や組織液がにじんできます。甲羅がはがれ落ちることもあります。また甲羅が白くなることもあります。

やはり、環境の悪さから来る免疫力低下で起こることが多い病気です。重症化する前に、速やかに病院へ。そしてくれぐれもリクガメの生活環境をもう一度見直しましょう。