リクガメの飼い方
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毎日やろう、リクガメの世話

朝起きてから夜寝るまで。毎日忘れずにやりたいリクガメの世話について知ろう。

リクガメが朝起きたら

リクガメが目を覚ましたら、紫外線ライトやホットスポット用ライトを点灯させます。その時、ケージ内の温度や湿度が適切かも確認します。

タイマーで自動的に点灯させるのもいいですが、リクガメの様子を確認するのは怠らないようにしましょう。リクガメは声を出して教えてくれないので、飼育者さんが見てあげない限り様子を見てあげる事ができません。

日光浴、温浴でぽかぽか

暖かい時期ならベランダや庭などに出して日光浴させましょう。外に出す前にベランダから落ちる危険はないか、カラスや猫などが狙ってないか、その他リクガメに危険なものはないかよく確認してください。

暑くなり過ぎたリクガメが避難できる場所も用意しておきます。真夏などは体が温まり過ぎると日射病になるので、適度な日陰を用意しておき、水入れなどもそばに置いておきます。

体が汚れたりした時や、代謝を上げる時に温浴させるのもいいですね。温浴は脱水症状を防いだり排泄を促したりします。中には、温浴の時に必ず排泄する、と決めてるリクガメもいるようなので…定期的に温浴させてあげましょう。

リクガメの食事は日中に

食事は、リクガメの体が温まって代謝が上がってくる時間帯にやるのが理想的。夕方や夜にエサをやると消化不良を起こして体調を崩すことがあります。食事の時間より少し前に、エサを冷蔵庫から出しておいて常温に戻しておいたほうがいいですね。

冷蔵庫から出したばかりの冷たい野菜を食べると、胃腸の消化機能が下がって体に負担がかかります。急に冷たいものを食べるとお腹を壊すのは人間もリクガメも同じ。

エサは床などに置かず、きちんと皿に乗せて。成体なら1日1回で十分ですが、幼体や、普通より痩せてる場合には1日2~3回に分けて与えるようにしましょう。

温度と湿度の確認は習慣に

掃除のあと、もう一度温度や湿度の調整をします。温度計や湿度計が壊れていないかも確認しましょう。リクガメの種類にもよりますが、高温多湿の時期は保温ライトを消してファンで風を通すなど、その日1日快適に過ごせるようにしてあげましょう。

季節によって調整は様々です。温度や湿度を調整できるように準備しておき、リクガメの過ごしやすい環境を提供できるようにしておきましょう。

決まった時間に寝かせよう

起きて、歩いて、食べて、伸びて、寝て…のんびりゆったり流れていくように見えるリクガメの毎日ですが、実はなかなか規則的。寝る時間もだいたい決まっています。

就寝時間になったら、紫外線ライトやホットスポット用のライトを消しお休みモードにしてあげます。保温ライトとフィルムヒーターはそのままつけておきます。もちろん季節により、その時その時の気温や湿度をみて調整して下さい。

たいてい寝る時はシェルターに入って寝ますが、周りが明るいと落ち着かないのでケージ周りも暗くしてあげるといいですね。そう神経質になることもありませんが、できればテレビなどもあまりうるさくないようにしてあげると、落ち着いて眠れます。