リクガメの飼い方
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リクガメの呼吸器と耳の病気

鼻炎、肺炎、気管支炎…リクガメにとって呼吸器の病気は命に関わります。早めの対処を!

リクガメの鼻炎

リクガメが鼻水を垂らしていたり鼻ちょうちんを作っていると「鼻炎」が疑われます。考えられる原因は、温度や湿度の調整が出来ていないこと、不衛生な環境により細菌やカビが発生したことなどです。床材の刺激でアレルギー状態になっている場合もあります。

鼻水を垂らしていたり鼻ちょうちんが出来たりしていると、鼻炎が疑われます。考えられる原因は、温度や湿度の調整が出来ていないこと、不衛生な環境により細菌やカビが発生したことなどです。床材の刺激でアレルギー状態になっている場合もあります。

リクガメの肺炎

鼻炎が進行すると肺炎になってしまいます。原因としては鼻炎と同じく、温度や湿度管理が不十分、不衛生な環境などによる細菌やマイコプラズマの感染です。目を閉じて動かない、苦しそうに口呼吸している、変な鳴き声のような音がする時もあります。肺炎は命に関わります。一刻も早く病院で診察を受け、抗生物質などの投与治療で完治させましょう

リクガメの気管支炎

鼻炎が進行して気管支炎になるときもあります。原因は鼻炎と同じ、温度、湿度の管理不十分、衛生状態の悪化によるカビや細菌の感染です。呼吸器系の病気は、見ていてかわいそうなだけでなく命に関わります。軽い鼻炎のうちに治すこと、早めの対処を心がけて下さい。

リクガメ中耳の感染症

中耳に細菌が入り込み、腫瘍が出来た状態です。口の中の常在菌が耳まで達してしまうと引き起こされます。鼻炎などと同じく、温度湿度の管理が悪かったり、不衛生な環境下で起こりやすい病気です。放っておくと内耳が腫れ、膿が溜まるようになります。

早い時期に対処すれば投薬などで完治しますが、重症化すると切開するなどの処置が必要になってきます。早めに診てもらいましょう。また中耳の病気は繰り返されることが多いので注意が必要です。